9月8日の台風13号の大雨でトマトハウスが浸水被害を受けました

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苗を植えたばかりのトマトのビニールハウスが大雨で浸水してしまいました。

9月8日の金曜日夜、台風13号の影響で線状降水帯が茨城県北部からいわき市にかけて発生し、ものすごい雨が降りました。

夜10時頃確認に行ってみると、ハウス周りの用水路から溢れた雨水で、辺り一面冠水していて、ビニールハウス内にも水が20センチぐらいの高さまで浸水中で、植えたばかりのトマトの苗が水につかってしまっていました。

1ヶ月分の雨が1晩で降ったそうです

助川農園から一番近い、いわき市山田町の気象庁の観測データによると、夕方5時から9時までの5時間で約150ミリの大雨を記録し、8日から9日朝にかけての一晩で194ミリ降ったそうです。

過去10年間の山田観測所の9月ひと月の降水量の平均値が193ミリなのですが、それを上回る雨が一晩で降ってしまったことで、日立市などの茨城北部からいわき市にかけて浸水被害やがけ崩れ、川の氾濫など各地で大きな被害が出てしまいました。

農園の南側に蛭田川という二級河川があり、上流の方では越水してしまった所があるそうですが、下流のこの辺は震災後の堤防工事で嵩上げしたことで川の水があふれることはなくすみました。

しかし、元々田んぼだったトマトハウスは周辺住宅地や道路よりも低い場所に建っているため、短時間で大雨が降ったことにより周辺の用水路があふれてしまい、内水氾濫が発生していまいました。

翌日から排水作業をしました

一晩明けて、土曜日の朝から水中ポンプを何台も駆使して、まるで田植え前の田んぼのようになってしまったビニールハウス内の排水作業をしました。

浸水でトマトの根っこが土中で酸欠状態になり、しおれてしまわないよう、トマトの苗が少しでも生き残れるよう、11日には酸素供給剤を投与したりしました。

しかし4日たった9月12日現在、8月26日に植えたBのトマトハウスでは、しおれてしまった苗も出てきました。

幸い9月1日に植えたミニトマトと9月5日に植えたばかりのAのトマトハウスの苗は、まだ根の張りなども小さかったため、何とか生き延びることが出来そうです。

11月からの収穫は少し遅れるかもしれません

11月からの収穫の予定ですが、浸水で成長が止まってしまっているため、生育に影響が出ることは必須なので、収穫開始が少し遅れるかもしれません。

トマトの収穫を心待ちにしてくださっている方々へはご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

お見舞いやご支援ありがとうございます

また9月10日(日)NHK福島放送局の方がいらして被害状況の取材を受けました。

その映像が翌日夕方の福島県のニュースに取り上げていただいたことで、ご覧になった多くの方からお見舞いをいただきました。

この度の浸水被害をうけ、沢山の方からお見舞いやご支援をいただき大変ありがたく思っております。心より御礼申し上げます。

記録的な大雨 いわき市の農園 トマトの栽培ハウスが浸水被害/NHK 福島のニュース/09月11日  https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20230911/6050023900.html