助川農園2022年夏の1ヶ月〜収穫終了から植え付け準備まで

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7月〜8月上旬 トマトハウスのビニール張り替えをしました

現在のビニールハウスを建ててから8年が経過し、ビニールがの張替え時期がきたので、今年の夏はビニールの張替え工事がありました。
7月から8月上旬にかけてトマトのビニールハウスハウス2棟分を業者に委託し張り替えてもらいました。
今回のビニールは耐久性があるもので長期間張り替えなくても大丈夫なものにしました。

7月下旬トマトハウス内片付けし1ヶ月間土を休ませます

トマトの収穫終了後はまる1日ハウス内を密閉し、夏の日差でハウス内を50度以上にあげて、トマトの木をカラカラに枯らし、病害虫を死滅させます。
カラカラに乾いたトマトの木をローダーで外に運び出し、きれいにし、約9ヶ月熟成させたもみがら堆肥をまき、トラクターで耕うんしました。

その後灌水チューブを敷き、ビニールを1面に広げて覆い、太陽熱による「土壌還元消毒」にて土を休ませると共に土のリセットを行いました。



土壌還元消毒(どじょうかんげんしょうどく)とは?

大量の有機物と水で畑を還元状態にして土壌病害を防除する方法。北海道の道南農試がネギの根腐萎ちょう病(フザリウム菌)対策として開発した方法から始まった。土に米ヌカやフスマなど、微生物のエサになりやすい有機物を約一tまいて耕耘、タップリかん水してからビニール被覆すると、バクテリア(細菌)などが急増し、土壌中の酸素を奪って強還元状態となり、病原菌を死滅させる。殺センチュウ効果もある。

(農文協 「現代農業」用語集より)
土壌還元消毒
土壌還元消毒中のトマトハウス内

ミニトマトハウスでは今年は深耕をしました

トマトのハウスより天井が低く温度管理が難しいミニトマトのビニールハウスでは、毎年夏の高温期になると根っこが弱って収穫量が落ちてしまうので、今年は土壌還元消毒をする前に、トレンチャーで1メートル以上土壌を掘り下げ、トマトの木の殻を入れました。
深耕をすることで硬盤層を破壊し土をフカフカにして水はけ効果と、トマトの根っこが地面深くまで張ることで、夏の暑さにも耐えられる効果をねらって行いました。

深耕
深耕

また、今年の夏は野菜のビニールハウス増設と、稲倉庫の外側の資材倉庫リニューアル工事を父母を中心に行いました。

米の倉庫増設作業中

8月中旬〜定植(トマト植え付け前)準備

お盆休みが終わってから、植え付けの約10日前にビニールシートをはがし、土面が乾いた段階で、土壌診断に基づいた元肥を散布し、トラクターで耕うん、鎮圧し平にならしました。
トマトの苗の植える場所に印をつけて穴をあけ、翌日の定植日を迎えました。