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  3. いつが一番おいしい?~季節ごとの味の特徴とおすすめ料理~

11月から翌年の7月の9カ月間長期間収穫をする「親バカトマト」ですが、季節ごとにその味は変化します。

h-momiji11月 収穫始めの頃 糖度:★★★☆☆

11月24日撮影

味の特徴
収穫が始まってすぐのトマトは、肥料が十分な状態で育っているので、М、Lサイズ以上の大きなトマトが多く、果肉も厚く食べ応えがあります。ただ9月10月のまだまだ気温が高い時期に実が育つので、熟す期間が短く、糖度は春の最盛期よりはのっていません。
おすすめ料理・食べ方
秋は梨やブドウや柿、リンゴなど甘い果物が多いです。そんな時期に、生のまま果物のように切って食べるさっぱりしたトマトはとてもヘルシーに感じます。特に大きいトマトの果肉をご堪能ください。

h-hiiragi12月~1月 冬至前後 糖度:★★☆☆☆

1月3日撮影

味の特徴
本格的に寒くなってきて、冬至前後は日照時間も短く光合成の量が減り、まだまだ糖度は上がらずさっぱりした味のトマトができやすいです。
おすすめ料理・食べ方
寒くなるそんな時期には、生で食べるより、お鍋やおでんに入れたり、温かいスープ、グラタン等のオーブン料理がおすすめです。またお正月太りのダイエットにトマトをぜひ!

h-sakura2月~3月  糖度:★★★★☆

2月10日撮影

味の特徴
まだまだ寒い春先にかけてはSサイズの小さめのトマトが増えます。外は寒いですが、ビニールハウスの中はぽかぽかで日に日に強くなってくるの光を浴び、トマトの実もじっくりと時間をかけて熟度をすすめている時期です。日がのびてくる2月も中ごろになると、実のつまった茶玉の味が濃いトマトかちらほら出てきて、春のお彼岸の頃にかけてどんどん糖度が上がっていきます。
おすすめ料理・食べ方
茶玉のトマト=フルーツトマトのようなトマトです。その年によって変動はありますが、そんな茶玉のトマトを食後のデザートとしてご堪能ください。

h-tsutsuji4月~5月 糖度:★★★★★

4月5日撮影

味の特徴
近年、熱帯化している日本で、店先に並ぶトマトの一番美味しい旬の時期は3月~5月と言われています。(夏収穫の路地トマトの産地は標高の高い高原栽培が多いです)
親バカトマトも同様で、特に4,5月は収穫量も一番多く、味も一番のっている時期です。
おすすめ料理・食べ方
この時期はトマト本来のバランスのとれた、酸味と甘みが程よいものが収穫できるので、生のままでも加熱しても何でもおいしいです。
5月のゴールデンウイークを過ぎると、汗ばむ陽気の日も増えてくるので、冷蔵庫で保存すると10日以上持ちます。

h-ajisai6月~7月 糖度:★★★★☆

6月27日撮影

味の特徴
初夏にかけて気温が上がってくるので、あっという間に赤くなります。そのため収穫もほかの時期よりも収穫の度合いを早めて、まだ青みが残っているものを収穫しています。梅雨の時期は日照時間と雨の量によって糖度か変わってきます。収穫終了間近はトマトの樹の成長を止めてしまうので、収穫量はだんだん減っていきます。
おすすめ料理・食べ方
「THE夏のトマト」といった感じのこの時期のトマトは冷やして食べたり、暑くて食欲のない朝はミキサーでトマトジュースやスムージーにすると元気がでます。また冷製パスタやそうめんのたれにさいの目に切ったトマトを入れるのもおすすめです。