鎮魂の祈りをこめて、震災で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。そして、まだ行方不明の方が多くいることに、ご家族の気持ちを思うと心が痛みます。  
あの地震・津波・原発事故からようやく1年が経ち、復興しつつある場所、未だに復興道半ばの場所、多くの人たちが苦悩と葛藤の日々を送っている現実もあります。今現在、地震の日のことを思い出すと、こうして家族が無事でみんな一緒に生活でき、仕事ができること、こうした今まで当たり前ことがいかに幸せか実感します。地震後の原発事故で避難させた妻や子供との離れたの生活。また、避難所での給水活動、津波被害の捜索活動を思い出します。
 今の福島県は多くの問題を抱える県になっています。農業、漁業、観光業、その他産業、そして放射能の影響で自分の故郷に帰れない人たち。今、自分にできることは、与えられた農業という分野から元気にしていくこと。そして、復興の種をまいて育てていくことだと思っています。その種が木になり、枝になり、元気が広がり、そして、元気の実が実ったとき、本当の復興なのかなと思います。
 震災から1年、多くの方に支えられ今があることを忘れないで、これからも愚痴を言わず、文句も言わず前向きに頑張っていこうと思います。皆さんに感謝、感謝の気持ちを忘れずに。